船津歯科クリニック

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医院ブログ

歯ぐきの腫れ

  • 院長ブログ
  • 2012年9月07日

歯ぐきの腫れには大きく分けて3種類あります。一つは歯周病による腫れで、歯垢が歯と歯ぐきの間に溜まっているのが原因です。これは歯みがきで歯垢を落とすしか治る方法はありません。どうしても落ちない頑固なモノは歯科医院で、専門の器械を使って落としてもらいましょう。もう一つは歯ぐきにバイキンが入って起こるはれです。これは膿みが溜まっている場合はそれを出してお薬を飲むのが一般的な方法です。三番目の原因は手術後、よくあるのは親知らず等を抜いた後に起こる腫れです。歯を抜いた後というのは簡単にいううと傷口と同じです。人間の身体には抵抗力というのがあって、傷ができたりするとそれを治そうとする力が働いて、毛細血管が3~5倍位大きくなります。その理由は傷を治すのに必要な栄養分を早く送り込むためです。栄養分は血流によって運ばれていくからです。口の中というのは人間の身体の中でも毛細血管が沢山あるために”腫れ”にすぐ繋がり易いのです。腫れというのは身体の抵抗力が正常に働いている証拠でもあります。また、虫刺され等で赤く腫れるのも似たような理由からです。身体の表面に入り込んだ毒を早く消そうとして、血液を沢山送り込もうとして腫れるのです。
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