健康食品
- 院長ブログ
- 2013年3月07日
俗説にだまされないための7ヶ条
1、天然・自然由来のものは安全
アレルギーには注意が必要。また、天然といってもさまざまな成分が含まれてあり、すべてが解明されて いるわけではありません。
2、たくさん摂ると、より効果がある
長期にわたって過剰摂取を続けると、たとえ身体にいい成分であっても有害作用が生じる恐れがありま す。
3、専門家や研究者が推薦しているから効果がある
信頼できる有効性情報は、大勢の科学者による多角的な確認を必要とする。また、特許番号や受賞歴の宣 伝も、効果の証明にはならなりません。
4、効果があるという情報や口コミがある
体験談は科学的な有効性の証明にはならない。悪質なケースでは捏造されていることもあるから注意。
5、病気になったから健康食品を摂りたい
健康食品はあくまでも食品。医薬品のような効き目は望めない。服用している医薬品との飲み合わせが悪 ければ、治療が遅れたり、症状が悪化するケースもあります。
6、海外のサプリメントは効果が高い
違法に医薬品成分を添加した製品もあるから要注意。場合によっては重篤な副作用や死亡例もあります。
7、薬と違って副作用はなく、摂り続けてもいい
体質や飲み方によっては、有害作用がある。何をどれだけ摂取しているかきちんと記録をつけて体調の変 化を観察しましょう。
ビタミンやミネラルは食事からの摂取が一番望ましいですが、サプリメントで補充をするなら、一日の摂取量の3~5割増で補充するのがいいと思われます。健康食品はあくまでも”食品”です。