船津歯科クリニック

0120-648-272

お問合せはこちら

医院ブログ

唾液の役割Ⅱ

  • 院長ブログ
  • 2013年3月28日

消化を助ける
唾液には、食べ物の中のデンプンを分解する酵素があり、食べ物が唾液と混ざると、その酵素が働いて食べ物を柔らかくし、胃で消化し易い状態にします。
飲み込む時の潤滑剤
食べ物は口の中で十分に噛むことで細かくなります。更に唾液中のムチンの働きによって食べ物が柔らかくなり、食道表面が滑らかになるので飲み込みやすくなります。
美味しいと感じるために
食べ物が唾液と混ざらなければ味を感じることができません。味を感じるのは舌ですが、舌は唾液の中に溶け込んだ食べ物の味成分を知覚しています。
ガンの原因となる活性酸素を減少
唾液の構成成分のひとつであるペルオキシダーゼは、食べ物内の発ガン物質がつくりだす活性酸素を酵素反応で分解します。
虫歯になりにくい
口の中が酸性に傾くと、エナメル質の表面からミネラル分が溶け出し、虫歯になりますが、唾液の”緩衝機能”が口の中を中和して、虫歯を防ぐ働きをします。
体内への細菌侵入をブロック
口の中には虫歯の原因菌だけではなく、様々な病原菌が絶えず侵入してきます。唾液には侵入してきた細菌を殺したり、抵抗する働きがあります。
口腔内を守ります
口の中には常に唾液が分泌されています。唾液は食べカスを洗い流して、口の中を清潔にしたり、常に潤いを保つことで口臭を抑制します。
老化を抑える
細菌アンチエイジングで注目されているパロチンは主に耳下腺(唾液の役割Ⅰ参照)で分泌されます。パロチンには筋肉や骨の発達を促進する作用があります。
253658_482944858439072_570852730_n.jpg

ページトップへ戻る