夜になると歯が痛くなる｜佐賀県小城市の歯科医院

今年は暖冬が続いていて、今朝も暖かく感じられるくらいでした。

しかしお昼に来院された患者さんは寒くなったね、と言われる方が何人かいらっしゃいました。　これは人間の身体が、朝は気温が低くて昼に上がりまた夜になると低くなっていくと勝手に判断をして、お昼になってもそれほど気温が上がらないとそれに適応できないためそんなに寒くなくても寒く感じるのです。

人間の中枢神経と呼ばれるものは休憩する時は体温より若干低い温度になろうとします。これを睡眠といいます。

人間の体温は大体３６～３７℃で、中枢が休憩しやすい温度は３４～３５℃です。よってその分の差を放出しなければなりません。寝汗をかくのはそのためです。　赤ちゃんや小さい子供は特にそれが著しいので、眠りがけに抱っこしていると熱く感じますね。

大人でもそれは同じで、眠くなるとき又は寝ているときに虫歯が痛くなったりするのは、その放出された熱によって神経が反応するからです。　　いわゆる”熱いものがしみる”状態を身体が勝手に創り出しているのです。