船津歯科クリニック

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虫歯のワクチンⅡ

  • お知らせ
  • 2011年11月22日

人間は本来、基本的には無菌状態で生まれてきます。生まれた後でいろんなモノを口にすることによっていろんな細菌が身体の中へと入っていきます。その全てが悪いモノとは言いません。しかし、口の中の菌またはその変異したモノが引き起こす病気は沢山あります。胃潰瘍を引き起こすピロリ菌は口腔内細菌の代表的なモノの一つですし、胃ガンを引き起こす細菌も口の中の細菌から派生したモノです。歯垢とかプラークとかいう言葉は聞いたことがあると思います。そのプラークが歯ぐきの毛細血管に入り、それが心臓で増殖すると心筋梗塞を惹起し、それが足の血管内で増殖しておきるバージャー病は足を切断するような事態も起こりえます。今現在解っているだけでももっと沢山の、口の中の細菌が引き起こす病気はあります。もし虫歯のワクチンを世の中に出した場合には、歯磨きの習慣の割合が減って、もっともっと新しい病気が発生する可能性が当然考えられるということで封印をされました。殆どの方が持っている虫歯菌も伝染病なのです。先にも述べましたように生まれた時には口の中には菌は存在しない訳ですから。歯は生きている限り磨き続けるしかないのです。
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