妻の病
- 院長ブログ
- 2015年11月18日
保険医協会主催で、昨夜『妻の病』というドキュメンタリー映画かありました。 現役医師とその奥さんの物語です。 奥さんが若年性のレビー小体型認知症になり、それを題材にしたものです。 私たちも往診で認知症の方の治療をすることはよくあることなので勉強になりました。
ドキュメンタリーなので出演は全て本人でした。
その奥さんが発症した当初はまだ原因が分からず、下された診断名は”統合失調症”でした。 約3年間投薬治療を受けたが悪化するばかり。セカンドオピニオンを受けてやっと原因わかる。それから医師と奥さんの葛藤がはじまり、医師は一時うつ病になる。 認知症の患者さんに統合失調症の治療を施すと逆に悪化していきます。 大山のぶ代さんも初めは認知症だとはわからなかったらしいですね。
こういった事例はこらから増えていくと思われます。